年下アメリカ人彼氏と国際恋愛中のアラフォー女子なみへい(@namilog_blog)です。
アメリカへ帰国する前の1か月間、彼氏が我が家に滞在することに。
国際遠距離恋愛を前にハッピーライフを満喫して、
超遠距離恋愛をスタートダッシュで駆け抜けようと思っておりました。
そんな甘い幻想が塵と化した1か月間の超絶アンハッピーライフの記録をお届けしています。
前回のお話はコチラから
-
アメリカ人彼氏と口論からの喧嘩別れVol.2
続きを見る
彼の帰国まであと1週間
このラスト1週間、本当に精神をすり減らしました。
一緒に過ごしていないのに、事件は待ったなしで起こるから不思議なものです。
事件① 疑惑の髪の毛
自宅の洗面所で茶色の細く長い髪の毛を見つけました。
私の髪は真っ黒のショートカット。
彼は茶色だけど短髪。
何をどう見ても私たち以外の髪の毛。
小競り合いが続いて彼に不信感を抱いていた私は、
と独りよがりな疑念を抱いてしまい、彼への不信感は深まる一方。
(後日、この疑惑は無事払拭されました。)
事件② 体調不良
私が少し前から体調を崩しており、最後の週は咳喘息のような状態が続き2日ほど会社を休んでしまいました。
仕事を休んで病院へ行った日、彼は友人と遊んで家にいませんでした。
その為、LINEで「今日は休んで病院に行ったら、咳喘息か気管支炎と診断された」とメッセージを送るも、
まさかの既読スルー。
そしてその日も彼は友人宅へ泊まり、帰って来ませんでした。
友人と遊ぶ予定は前々から決まっていたからしょうがないけど、
病気の彼女にメッセージくらいはよこせるだろ・・・とイラっとはしていました。
そして病院に行った翌日も、咳発作と頭痛で会社を休みました。
その日の昼過ぎにきた彼からのメッセージ。
ノー天気なメッセージに面喰いました。
私が病気でも心配にならないの?と不信感が募る出来事となったことは言うまでもありません。
事件③ 最後の週末の予定
私は土日が休みなので、彼が帰国前の土日は一緒に過ごそうと予定を全く入れていませんでした。
最後の日曜日の昼はオクトーバーフェスト的なイベントへ出かけ、夜は彼と一緒にたこやきパーティをする約束をしていました。
そんな週末を目前にした木曜日。
いやいや、再会する初日にたこ焼きパーティをドタキャンしたから、最後の日曜日にたこやきパーティしようと言ったのはアナタじゃない?
私たちまだ一度もディナーにも出掛けてないのに、最後の丸2日間くらいなんで一緒に過ごせないの?
3週間も我が家に滞在していながら一度もディナーに出掛けていない上にまた約束を破られる。
彼からしたら日曜日の夜のたこやきパーティを土曜日の夜に変更すればいいじゃない?
というノリだけど、私との予定のプライオリティの低さに私は傷ついてるのよ。
久しぶりに日付が変わる前に帰ってきて顔を合わせることができて、
週末に一緒に過ごす約束もできたけど、扱いの悪さにモヤモヤしてこの日は彼を避けるように先に寝ました。
Xデー
話し合いの日の朝
翌日の金曜日の朝、仕事に行く準備をする私をベッドからじっと見ている彼の視線に気付きながらも、
気付かないふりをして、目も合わさず「行ってきます」と言って自宅を出た。
数週間前までは玄関まで送りに来てくれて行ってきますのハグ&キスをしていたことがもはや夢だったのではないかと思う。
会社へ向かう電車の中で、こんな状況じゃあ一緒に週末を楽しめない。
と思い話し合いをしようと彼にLINE。
素直に話し合いをしたいと言えばいいのに私の第一声は、
はい、初っ端から喧嘩腰です。
こういうの、ゼッタイやったらダメなヤツですね。
最近私が思っていた気持ちをぶつけていると、
もう「今夜か明日」と言っている時点で、
明日ハイキングに行こうと言っているのに朝まで飲む選択肢を残していると思うとまたもやイラっとしてしまう。
もうこの時は彼の一挙手一投足にイライラしてしまうどうしようもない時期でした。
と捨て台詞を吐き捨てLINEは終了。
話し合いの前
話し合う予定の夜、彼は飲みに行ってるからどうせ帰ってくるのは日付が変わるか変わらないかくらい。
仕事が終わり事務所を出ると同じチームの同僚と遭遇し、ちょっと話があると立ち飲みに行くことに。
そこで彼から「会社を辞めようと思ってるねん」とヘビーなカミングアウトを受け、
ビール1、2杯の予定が5、6杯飲んでしまったのです。
そこで気を良くした私は、締めのラーメンを食べに家の近所のラーメン屋へ。
そこでたまたま日本人の友人、しかも彼は彼氏の元雇用主から電話が。
この友人は彼氏の元ボスで私が彼氏に出会う前から知っているし、
私の彼氏も信頼しており昔から色々な相談をしているようで、友人は彼氏のことをよく知っています。
私たち二人を知っている人に愚痴を聞いてもらいたいということもあり、
最近の彼氏との出来事をぶちまけました。
するとその友人は、
1か月も私の家に滞在しているにもかかわらず、
毎日飲み歩いている、
一度も一緒にディナーに出掛けていない、
他の女とは飲みに行っている、
指摘しても逆切れされる、
気管支炎で寝込んでも朝方に帰ってきて眠りを妨げる、
ということから、
「彼氏はタダで泊まらせてもらえると思ってなみへいのことを利用している、追い出すべきやで。
そんな1か月も泊まらせてもらってなんの誠意も感じられへんし、なみへいの指摘は正しいのにそれに対して不機嫌になったり感情的になったりするなんてありえへん。
別れるか別れないかはなみへいが決断することやけど、少なくとも家からはすぐ追い出すべき。
これは英語力とか相手が外国人といった問題ではないで。」
と彼に対する怒りをあらわにしてくれました。
完全に私が思っていたことを第三者から聞けて、正直嬉しかった。
「人の家に居候しているのに失礼すぎる」という私の感覚は間違っているのかと不安になっていたので、
ちょっと自信を取り戻しました。
ここでちょっと変な自信をつけたことが後に悲劇を招くこととなるのでした・・・
話し合い
お酒の力も手伝って友人との電話で「私は間違っていない」という謎の自信をゲットした私。
ラーメン屋を出て自宅へ向かいながら、
と強気なメッセージ。
またもや強気メッセージを送りつけて帰宅。
私の帰宅から20分ほどで彼が帰宅。
彼は帰ってくるなり、自分の荷物をまとめはじめました。
この時点で、こんな状態じゃまともな話し合いにならないな、と感じました。
友人と話して私は彼氏がリスペクトする人を味方につけて強気になっていた私は、
この3週間の不満をぶちまけました。
私の不満
- 私との時間を全くとらず常に他の人との予定を優先され、軽んじられていること
- 話し合いをしようとしても彼がすぐ感情的になること
- コミュニケーション(メッセージや会話)をとろうとしなくなったこと
彼の不満
- 電車遅延で予定の日に会えなかったことを私が責めて、それを謝らないこと
- 話し合いをしようとしてもけんかになること
簡単にまとめるとこんな感じです。
彼が譲れなかった電車遅延の件は、彼は電車遅延を自分の責められたと主張しているけど、
私は翌日に電車遅延の可能性があるのに早い電車に乗らなかったことが誠意がない行為だと責めていると言っても、
両日ともに電車遅延は自分のせいではないとお互い譲歩せぬまま平行線に。
電車事件はコチラから
またそんなに仲良くもない女友だちの家で二人きりで遊ぼうとしていたことに関しては、
結局私がイヤというから飲みに行かずに居酒屋に行って彼が妥協しているのに私が怒るのはおかしいと、
こちらも平行線。
女友だち事件はコチラから
私の家に滞在しているにも関わらず、私との時間を作らないことに関しては、
途中から話し合いをすると口論になるから、私を避けるために出掛ける予定を意識的に入れていたと。
私は薄々気付いていて、それをとても不快に感じていたけど、本人の口から直接言われると傷ついた。
話し合いをしないといけないと思いつつも色々思うところがあり私を避けていたとも。
ただ色々思うところがある、と言われても口に出して言ってもらわないとわからないし、
こんな風に接したら私がどう思うかとか考えなかったの?
と避けられていたショックもあり彼氏を責めてしまった。
その気持ち私にも経験があるから痛いほどよくわかるけど、私も気持ちが昂ってきたうえに、
強気故に一度振り上げた拳を下せなくなってしまい、
彼には少しメンタルが弱い所があるのを知っている。
ただ、1か月も滞在しているのに私との時間を作らず、毎日朝まで飲んで帰ってきて、私のことを宿として利用してると思われてもおかしくないということだけは、どうしても認めさせたかった。
彼氏も信頼している私の友人、そう直前にラーメン屋で話した彼に、
「もし家を追い出そうとしても出ていかないとか、話し合いが進まないときは、俺の名前を出して俺がなみへいの言ってることが正しいって言ってるって言うていいから」
と言われていました。
そして私は禁断の一言を言ってしまったのです。
それを聞いたとたんに彼の態度は急変。
彼からしたら日本でとても信頼を置いている元上司に、自分と別れるべきと言われて、
完全に裏切られた!と思ったようです。
そこからは超早口でHe stabbed me in the back!!!!!(彼が私を裏切った!)といったことを私に向けてではなく、
独り言のように言って発狂してしまいました。
暫く一人で吠えていましたが、私には早すぎてほとんどリスニング出来ず。
その少しあと
何よりも友人に裏切られたということが彼にはショックだったようで、
私も友人に彼氏を追い出すべきと言われていたので、
別れる別れないの結論が出なくても、一旦は出て行ってもらおうと思っていたので引き止めませんでした。
彼が「何か僕に言いたいことある?」と言うので、
「何も。何を私に言って欲しいの?」と冷たく言い放つ。
そして深夜に彼は私の家を出ていきました。
彼の帰国5日前の出来事でした。
~つづく~