年下アメリカ人彼氏と国際恋愛中のアラフォー女子なみへい(@namilog_blog)です。
交際を始めて9か月間、日本国内で順調に遠距離恋愛していました。
そんな中彼氏が仕事を辞めてアメリカへ帰国することになり、帰国直前に事件が起こりました。
楽しみにしていた1か月の同居生活
彼氏がアメリカへ帰国する前の1か月間、我が家に滞在することになりました。
2年後に日本にまた戻ってくる予定であるけども、
次いつ会えるかわからない私たち。
アメリカへ帰国後の彼氏は無職で職探しから。
私は転職活動がうまくいっておらず、先のスケジュールをなかなか立てられない。
お互いに不確定要素が多すぎて、正直何も決められない。
だからこそ日本で一緒に過ごせる最後の1か月は思い出を作ったり、
結婚や子どもなど将来の話をしたり、有意義な時間を一緒に過ごしたいと思っていた。
ただ現実は正反対のものに。
再会は初めての大げんか
再会する予定だった日
待ちに待った彼が我が家にやってくる日。
私はかなり前から午後半休を申請して、彼を駅まで迎えに行く予定だった。
会社を出て早めに待ち合わせの駅に向かう電車の中で、メッセージを受信。
「電車が遅延していて今日行けない、明日の電車に変更したから今日は友達の家に泊まって明日向かう。」
JRのウェブサイトを確認したけど、「遅延」であって「運転見合わせ」ではない。
辞めたくて仕方がない仕事に耐えながら、今日という日を指折り数えて心待ちにしていた私は、
なんだか裏切られたような気持になって怒りがこみあげてきた。
遅延だったら、ちょっとでも駅で電車を待とうという気はなかったの?
今夜は家で一緒にたこ焼きパーティしようって約束してたのに、約束を守るためにもうちょっと努力できないもの?
そこで私は一人で昼からお酒を飲みに行き、色々考えているとここ数週間抑えていた感情が爆発してしまいました。
朝から晩までやり取りしていたメッセージは、ここ数週間は1日数往復にまで減っており、
更には私たちの共有カレンダーは彼氏が友だちと遊ぶ予定がびっしり詰まっており、私との予定は1つもない状況。
こんな状況から、考えたくなかったけど彼は私をただの1か月タダで泊まれるホテルと思っているんじゃないか?という疑念が生まれていました。
抑えていた気持ちが彼が今日来れないことが分かった瞬間に爆発してしまい、彼にメッセージでそのままぶつけてしまい、
付き合って初めて激しい口論となってしまいました。
「電車の遅延は僕のせいじゃない、けどもし僕が君のことをただのホテルと思っていると感じているなら間違いだけど申し訳ない」
「電車の遅延で会えなくなって残念なのは僕も一緒で、今日会いたかった」
「君は僕の彼女で、この世界の何よりも愛している」
と謝られてもずっと気持ちを抑えていたこともあり、電車に乗る努力をしなかった彼に怒りを禁じ得なくなっていました。
それでも彼は今日来ないからどうしようもない、と翌日に会う段取りをしてこの日は終わりました。
待ちに待った再会
電車遅延の為、1日遅れで彼がやってくることに。
私は会社の送別会があったけど、あまり彼を待たせてはいけないと思い、
早めに切り上げ22:00に待ち合わせの駅に着く電車で帰ると伝えていました。
そこで彼が伝えてきた彼の電車の到着予定時刻は22:06。
ん?
昨日電車の遅延で来れなかったにもかかわらず、なぜそんな遅い電車に乗るの?
そもそもこれから1か月我が家に滞在する身で私より遅い電車で来るってどういうこと?
一応伝えました、「昨日電車が遅延していたんだから、念の為もっと早い電車に乗った方がいいんじゃない?」と。
それでも1本早い電車に乗ると私を1時間以上待たないといけないから嫌だと。
私の怒りのボルテージが徐々に上がっていきました。
そして極めつけは、案の定電車が遅延し、私がかなり待たされることに。
「電車が遅延して送れる」のメッセージでまたもや怒りが爆発。
昨日は彼の為に半休をとり、今日は彼の為に送別会を早く切り上げたにもかかわらずこの仕打ち。
駅で待つのもアホらしくなり、駅近くの立ち飲み屋に飲み屋へ。
怒っていることと駅近くの立ち飲み屋で飲んでいることを伝えると、
今度は彼が逆上。
「電車が遅れているのは僕のせいじゃないのに、君が怒る意味が分からない。君はと信じられないくらい自己中心的だ。」と。
ぶちぎれたいのはこっちだよ、と思いながら会話を交わさず一緒に帰宅しました。
いつもの癖で肩を軽く触ったりしようものなら、振り払われる始末。
泊まらせてもらう身でかつ、予定の日に来れず予定をキャンセルしているのであれば、
自分が駅で1時間以上待つことになろうとも、早い電車に乗るのが礼儀ってものよ。
というのが何度言っても通じない。
私のポンコツ英語に問題があるのか、価値観の違いなのか、文化の違いなのかわからないけど、
このままじゃ埒が明かないので、せっかくの再会を台無しにしたくなくて、
謝りはしないけど私が折れる形でとりあえずはその場を収めました。
1か月半ぶりの超絶ハッピーな再会になると思っていただけに、
悲しいし、腹も立つし、初めての喧嘩で不安な気持ちが渦巻いて感情の処理が追い付かない感じでした。
ただ、この日のわだかまりが後の喧嘩別れに発展するとはこの時は思いもよりませんでした。
わだかまりをかかえたまま同居スタート
私たちの再会は付き合って初めての大げんかに発展し、とりあえずはけんかを収めたものの、
お互い心にわだかまりをかかえたまま同居生活がスタートしました。
お互いに心につかえがあるままでは心から一緒にいることを楽しむことができず、
あれほど楽しみにしていた同居生活はストレスフルなものになってしまうのでした。
正直この状況にどう対処すればよかったか、今でもわかりません。
だって「人の家に泊まるなら遅刻など無礼がないようにするのは、最低限の礼儀」と思う私と、
「待つことがわかっているのに数時間も早く待ち合わせ場所に行くなんて非効率。そもそも電車の遅延は自分のせいじゃない」と思う彼。
結局、お互いこの主張は曲げられなかったから。
こんな感じで波乱の同居生活が始まりました。